ドゥルーズ哲学のエッセンス

思考の逃走線を求めて

ドゥルーズ哲学のエッセンス
著者 R. デュー
中山 元
ジャンル 哲学・思想
出版年月日 2009/05/22
ISBN 9784788511576
判型・ページ数 4-6・328ページ
定価 本体3,200円+税
在庫 在庫あり

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多くの誤解にさらされながら死後10年以上たっても人気の衰えないドゥルーズ。思想的変容にもかかわらず彼が一貫して追究したものを探り当て,哲学史のなかに的確に位置づけることで,その魅力を解き明かした,恰好のドゥルーズ哲学「再入門」。
◆ドゥルーズ哲学のエッセンス 目次


 1 ジル・ドゥルーズの哲学
 2 プログラム
 3 歴史的な背景
 4 ポスト構造主義と「主体」の批判
第一章 内在と主観性
 1 内在と表象
 2 プラトン哲学と反プラトン哲学
 3 心、主体、客体、情動
 4 スピノザと内在の原則
 5 仮想性、差異、感覚
 6 差異の規定
 7 反復から〈問題〉へ
 8 語りうるものと考えうるもの
第二章 文化の記号学
 1 文学と『意味の論理学』
 2 プルーストと客観的な幻想
 3 記号、主体、権力
 4 カフカの記号論的な機械
 5 カフカと社会的な機械
第三章 近代的な主体の歴史
 1 記号論、隷属、主観性
 2 政治理論
 3 批判
 4 精神分析の社会的および論理的な批判
 5 心的なものからエディプスへ
 6 欲望の誤謬推理
 7 社会的な生産と資本
 8 主観性の政治学
第四章 社会的な存在論
 1 自由、知識人、歴史
 2 「社会的なもの」と「自然なもの」
 3 形式的な存在論と社会プロセス
 4 社会的な自己の系譜学
 5 内在の自由―生成
 6 知識と抽象機械
 7 権力、思想、行動
第五章 哲学と芸術
 1 哲学の性格
 2 哲学と芸術
 3 映画と表象の批判
 4 芸術、倫理、主観性
第六章 結論―哲学の目的
 原注
 訳注
 参考文献
 訳者あとがき
 索引

謝辞

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