つむぐ

生命誌年刊号 vol. 84-87

つむぐ
著者 中村 桂子
JT生命誌研究館 発行
新曜社 発売
ジャンル 哲学・思想
シリーズ 生命誌
出版年月日 2016/11/05
ISBN 9784788515017
判型・ページ数 A5変・236ページ
定価 本体1,600円+税
在庫 在庫あり

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人間が自然の一部である社会を求め,また宮沢賢治のいう「ほんとうの賢さ,豊かさ」のため生命科学研究は何をすればよいのか。2015年ノーベル賞受賞の大村智氏,京都大学総長の山極寿一氏,上橋菜穂子氏や高村薫氏など多彩な人々の知恵を紡いだ一冊。
つむぐ――目次

はじめに

  Talk 語り合いを通して

◆生きものの物語を紡ぐ 上橋菜穂子 × 中村桂子

◆緯(よこいと)としての非線形科学 蔵本由紀 × 中村桂子

◆距離と尊重をもって自然に接する 崔 在銀 × 中村桂子

◆身体を通して言葉を超えた世界へ _村薫 × 中村桂子

  Research 研究を通して

◆ウイルスから「生きている」を考える
 巨大ウイルスから見える新たな生物界の姿 緒方博之
 ウイルスに寄生する「小さな核酸」 増田 税

◆葉緑体とミトコンドリアから「生きている」を考える
 葉緑体と植物進化の光と陰 田中 寛
 コラム 核ゲノムとオルガネラゲノムの関係を考える――クラウドゲノムという捉え方
 父由来のミトコンドリアゲノムが消されるしくみ 佐藤美由紀

◆微生物との関わり合いから「生きている」を考える
 腸内細菌と宿主の肥満をつなぐ受容体 木村郁夫
 マトリョーシカ型共生が支えるシロアリの繁栄 本郷 裕一

◆ヒトゲノムから「生きている」を考える
 縄文人の核ゲノムから歴史を読み解く 神澤秀明
 ヒトから知るエピジェネティクスと進化 有馬隆博

  Scientist Library 人を通して

◆新しい微生物創薬の世界を切り開く 大村 智

◆「人間とは何か」を密林にたずねる 山極寿一

◆化学の眼で見る海の毒 安元 健

◆大腸菌から霊長類へ、進化し続ける脳と私 山森 哲雄

あとがき
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