新刊
パフォーマンス心理学入門
共生と発達のアート

著者 | 香川 秀太 編 有元 典文 編 茂呂 雄二 編 |
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ジャンル | 心理学・認知科学・臨床 > 教養・読みもの |
出版年月日 | 2019/03/20 |
ISBN | 9784788516243 |
判型・ページ数 | A5・244ページ |
定価 | 本体2,400円+税 |
在庫 | 在庫あり |
本書のパフォーマンスは成果や成績のことではない。新しいチャレンジ,古いやり方や見方も超えること。今の自分とは異なる生を演じること。どうやって? 理論を詳しく解説するとともに,多彩な実践を紹介。よりよい人生のパフォーマンスへの招待。
パフォーマンス心理学入門――目次
まえがき
1部 パフォーマンス心理学入門
_1章 パフォーマンス心理学とは 茂呂雄二
1 はじめに
2 パフォーマンス心理学
3 パフォーマンス心理学の歴史
4 パフォーマンスのインパクト
5 パフォーマンス心理学の可能性
_2章 レフ・ヴィゴツキー─愛しき革命家 ロイス・ホルツマン(大塚翔・石田喜美 訳)
1 はじめに
2 レフ・ヴィゴツキー
3 発達におけるあること(being)となること(becoming)
4 やり方を知らない成長活動
5 私たちは皆、無名の革新者
_3章 パフォーマンス・アクティヴィズム ダン・フリードマン(石田喜美・大塚翔 訳)
──人間の発達を再開し、コミュニティを創造するために出現しつつあるグローバル戦略
1 はじめに
2 パフォーマンス、発達、コミュニティ
3 世界各地の実例
_4章 状況論からパフォーマンス心理学へ 太田礼穂
1 はじめに
2 パフォーマンスが持つ意味
3 状況論とパフォーマンス心理学との連続性と不連続性
4 パフォーマンス心理学における実践
5 おわりに
2部 交換のパフォーマンス
_5章 所有、贈与、創造的交歓─関係論の解散へ 香川秀太
1 新しい社会構造の息吹
2 アソシエーション論(交換論的転回)
3 贈与論
4 創造的交歓論
5 相模原市藤野地区のファーマーズマーケット
6 関係論の静かな解散へ
_6章 放課後コミュニティの形成 広瀬拓海
──子ども・若者支援のための新しい「パフォーマンス」
1 はじめに
2 交換様式からとらえるコミュニティビルド
3 子ども・若者支援の新しい放課後コミュニティ
4 子どもたちとの出会いとその背景
5 応答としてのパフォーマンス
_7章 パフォーマンスとしての社会的企業と交換 北本遼太
──『空と大地と』の事業の開始と展開
1 はじめに
2 パフォーマンスとしての社会的企業という働き方
3 交換の持つ「力」
4 『空と大地と』の開始と展開
5 パフォーマンスとしての『空と大地と』の実践
6 新たな支援を切り開く交換の「力」
7 おわりに
_8章 交換が生まれる場を作る 小池星多・篠川知夏・青山征彦
──多摩地域のコミュニティスペースにおける活動のデザイン
1 はじめに
2 コミュニティスペースにおける活動の実際(1)
──工房を中心としたネットワーク
3 コミュニティスペースにおける活動の実際(2)
──シェアハウスと出版がつなぐネットワーク
4 コミュニティスペースにおける活動のデザイン
5 コミュニティスペースの困難、そして可能性へ
_9章 異文化理解と交換 岸磨貴子
1 はじめに
2 インターネットを活用した異文化間の協働実践
3 「交換」の観点から見えてくるもの
4 コミュニティを創造する異文化理解の実践とその特徴
5 おわりに
3部 学びの場のパフォーマンス
10章 教育におけるパフォーマンスの意味 有元典文
1 はじめに──観客・共同・即興・創造・発達・遊び
2 主体を「個」から「場」へ広げよう
3 教育にパフォーマンスを
4 やったことがないことがやったことがないままでできる場へ!
11章 英語の学びとパフォーマンス心理学 今井裕之
1 はじめに
2 日本の英語教育が抱える問題
3 小学校英語が本格的に始まった
4 「教科書」の存在が大きい中学校の英語授業の変化
5 高等学校の「言語活動の高度化」が持つ可能性
6 英語教員との研修を通して「即興性」の認識を変えていく
7 英語教育にもっとパフォーマンスを
12章 教員養成におけるインプロ 郡司菜津美
1 はじめに
2 なぜ教員養成でインプロなのか
3 インプロを取り入れた教育実践
4 おわりに
13章 インプロが促す発達 清家隆太
1 はじめに
2 インプロについて
3 インプロのレッスンの実際
4 学生の発達と変化(インタビューをもとに)
5 おわりに
終章 状況論からパフォーマンス心理学へ 青山征彦
──私たちはなぜ変わらなければならないのか
1 はじめに
2 状況論からパフォーマンス心理学へ(1部)
3 コミュニティを交換論で読み解く(2部)
4 インプロは学校教育をどう変えるか(3部)
5 そして研究者はどう変わるか
6 現実とわたりあえる心理学に向けて
あとがき
索 引
装幀=臼井新太郎
装画=鹿又 広祐
まえがき
1部 パフォーマンス心理学入門
_1章 パフォーマンス心理学とは 茂呂雄二
1 はじめに
2 パフォーマンス心理学
3 パフォーマンス心理学の歴史
4 パフォーマンスのインパクト
5 パフォーマンス心理学の可能性
_2章 レフ・ヴィゴツキー─愛しき革命家 ロイス・ホルツマン(大塚翔・石田喜美 訳)
1 はじめに
2 レフ・ヴィゴツキー
3 発達におけるあること(being)となること(becoming)
4 やり方を知らない成長活動
5 私たちは皆、無名の革新者
_3章 パフォーマンス・アクティヴィズム ダン・フリードマン(石田喜美・大塚翔 訳)
──人間の発達を再開し、コミュニティを創造するために出現しつつあるグローバル戦略
1 はじめに
2 パフォーマンス、発達、コミュニティ
3 世界各地の実例
_4章 状況論からパフォーマンス心理学へ 太田礼穂
1 はじめに
2 パフォーマンスが持つ意味
3 状況論とパフォーマンス心理学との連続性と不連続性
4 パフォーマンス心理学における実践
5 おわりに
2部 交換のパフォーマンス
_5章 所有、贈与、創造的交歓─関係論の解散へ 香川秀太
1 新しい社会構造の息吹
2 アソシエーション論(交換論的転回)
3 贈与論
4 創造的交歓論
5 相模原市藤野地区のファーマーズマーケット
6 関係論の静かな解散へ
_6章 放課後コミュニティの形成 広瀬拓海
──子ども・若者支援のための新しい「パフォーマンス」
1 はじめに
2 交換様式からとらえるコミュニティビルド
3 子ども・若者支援の新しい放課後コミュニティ
4 子どもたちとの出会いとその背景
5 応答としてのパフォーマンス
_7章 パフォーマンスとしての社会的企業と交換 北本遼太
──『空と大地と』の事業の開始と展開
1 はじめに
2 パフォーマンスとしての社会的企業という働き方
3 交換の持つ「力」
4 『空と大地と』の開始と展開
5 パフォーマンスとしての『空と大地と』の実践
6 新たな支援を切り開く交換の「力」
7 おわりに
_8章 交換が生まれる場を作る 小池星多・篠川知夏・青山征彦
──多摩地域のコミュニティスペースにおける活動のデザイン
1 はじめに
2 コミュニティスペースにおける活動の実際(1)
──工房を中心としたネットワーク
3 コミュニティスペースにおける活動の実際(2)
──シェアハウスと出版がつなぐネットワーク
4 コミュニティスペースにおける活動のデザイン
5 コミュニティスペースの困難、そして可能性へ
_9章 異文化理解と交換 岸磨貴子
1 はじめに
2 インターネットを活用した異文化間の協働実践
3 「交換」の観点から見えてくるもの
4 コミュニティを創造する異文化理解の実践とその特徴
5 おわりに
3部 学びの場のパフォーマンス
10章 教育におけるパフォーマンスの意味 有元典文
1 はじめに──観客・共同・即興・創造・発達・遊び
2 主体を「個」から「場」へ広げよう
3 教育にパフォーマンスを
4 やったことがないことがやったことがないままでできる場へ!
11章 英語の学びとパフォーマンス心理学 今井裕之
1 はじめに
2 日本の英語教育が抱える問題
3 小学校英語が本格的に始まった
4 「教科書」の存在が大きい中学校の英語授業の変化
5 高等学校の「言語活動の高度化」が持つ可能性
6 英語教員との研修を通して「即興性」の認識を変えていく
7 英語教育にもっとパフォーマンスを
12章 教員養成におけるインプロ 郡司菜津美
1 はじめに
2 なぜ教員養成でインプロなのか
3 インプロを取り入れた教育実践
4 おわりに
13章 インプロが促す発達 清家隆太
1 はじめに
2 インプロについて
3 インプロのレッスンの実際
4 学生の発達と変化(インタビューをもとに)
5 おわりに
終章 状況論からパフォーマンス心理学へ 青山征彦
──私たちはなぜ変わらなければならないのか
1 はじめに
2 状況論からパフォーマンス心理学へ(1部)
3 コミュニティを交換論で読み解く(2部)
4 インプロは学校教育をどう変えるか(3部)
5 そして研究者はどう変わるか
6 現実とわたりあえる心理学に向けて
あとがき
索 引
装幀=臼井新太郎
装画=鹿又 広祐