貧困という監獄

グローバル化と刑罰国家の到来

貧困という監獄
著者 L. ヴァカン
森 千香子
菊池 恵介
ジャンル 社会学
出版年月日 2008/12/18
ISBN 9784788511408
判型・ページ数 4-6・212ページ
定価 本体2,300円+税
在庫 在庫あり

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貧しきは罰せよ!-米国発のネオリベラリズム原理は,「小さな政府」への転換を許し,労働市場と福祉国家の解体による新たな貧困と,その管理権力としての「大きな監獄」を誕生させた。変貌する現代国家の矛盾を鋭く論難した,著者渾身の注目作。
◆貧困という監獄――目次

第一部 貧しきは罰せよ!
―ヨーロッパに上陸した新しい刑罰の「常識」
1 マンハッタン―新しい刑罰の理念の生産工場
2 「ゼロ・トレランス」のグローバル化
3 ロンドン―ネオコン・イデオロギーの中継地
4 ヨーロッパの輸入業者と広告代理店
第二部 刑罰国家への誘惑―米国に魅了されるヨーロッパ
6 アメリカの変貌―福祉国家から刑罰国家へ
6―1 刑務所人口の爆発的な増大
6―2 社会を覆う刑罰と監視の網
6―3 監獄政策―「大きな政府」が許される聖域
6―4 刑務所ビジネスの回帰と発展
6―5 「優先的」に投獄される黒人たち
監獄という名の貧困対策
7 ヨーロッパの刑務所の「お得意さん」
8 一望監視型社会にむかって
9 通貨統合の次は、警察と監獄の統合か?

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