社会秩序の起源

「なる」ことの論理

社会秩序の起源
著者 桜井 洋
ジャンル 社会学
出版年月日 2017/11/10
ISBN 9784788515475
判型・ページ数 A5・552ページ
定価 本体6,500円+税
在庫 在庫あり

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現代社会学は構造やシステムよりも流動的ダイナミクスとして社会を理解する潮流にある。複雑性科学,現象学,大森哲学の影響のもとで,西欧思想の「する」主体に代えて「なる」ことの運動と生成を定式化する。社会秩序の一般理論初の大著,ついに成る。
社会秩序の起源――目次

序 論

第?編 「なる」ことの論理

第1章 主体と真理

 第1節 「する」論理と「なる」論理
 第2節 個人と主体
 第3節 社会システムの文法
 第4節 真理と合理性
 第5節 記述と説明
 第6節 存在・過程・運動

第2章 「なる」ことの論理

 第1節 場と秩序
 第2節 モーフォジェネシス
 第3節 自律性と共生
 第4節 臨界と相転移
 第5節 合理性と歴史性

第?編 心と場

第3章 心的秩序への問い

 第1節 思考と自我
 第2節 論理と知覚
 第3節 心の起源
 第4節 思考と世界

第4章 心と場

 第1節 心的秩序の原理
 第2節 心的場と思い
 第3節 思いのダイナミクス

第5章 心と自我

 第1節 心と自我
 第2節 作者と作品
 第3節 「好き」の力学
 第4節 心的秩序の形成
 第5節 アイデンティティとカオス的遍歴

第?編 社会秩序の原理

第6章 社会秩序と場

 第1節 社会場の概念
 第2節 社会場の運動
 第3節 自己と他者

第7章 社会秩序のダイナミクス

 第1節 社会場と権力
 第2節 社会秩序と進化
 第3節 言葉と意味
 第4節 アイデンティティのダイナミクス

第8章 責任の論理

 第1節 責任の観念
 第2節 責任と因果性
 第3節 責任とは何か

第9章 倫理への問い

 第1節 社会秩序と倫理
 第2節 運動としての倫理
 第3節 結び

あとがき

参考文献

事項索引・人名索引

   装幀 鈴木敬子(pagnigh-magnigh)
   組版 武 秀樹

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