ソーシャルグラフの基礎知識

繋がりが生み出す新たな価値

ソーシャルグラフの基礎知識
著者 春木 良且
ジャンル 社会学
出版年月日 2012/07/25
ISBN 9784788512986
判型・ページ数 A5・176ページ
定価 本体1,800円+税
在庫 在庫あり

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人気を集めているFacebookやMixi,Twitterは,ネット上の人々の繋がりを表現するソーシャルグラフを作ったり,分類・整理したりするシステムにすぎない。基礎となるソーシャルグラフの実態,機能,抽出,応用について,基礎概念から理論まで丁寧に解説。
ソーシャルグラフの基礎知識――目次


はじめに

1章 ソーシャルグラフとは何か
1. ソーシャルメディアとコミュニティ
1.1. ソーシャルメディアとは
1.2. コミュニティの特徴と実態
1.3. コミュニティの支援機能
2. モデルとしてのグラフ
2.1. オイラーとケーニヒスベルグの橋
2.2. 人のグラフとその特徴

2章 ソーシャルグラフの機能
1. ソーシャルグラフの背景と問題意識
1.1. ソーシャルメディアとコールドスタート問題
1.2. モジュールとしてのソーシャルグラフ
1.3. ソーシャルグラフとマッシュアップ技術
2. ソーシャルグラフで明らかになる関係性
2.1. ネットワークの外部性と収穫逓増
2.2. ソーシャルグラフと繋がりの特徴
2.3. ネットワークの中心
2.4. ソーシャルグラフはスモールワールド
2.5. べき分布とロングテール現象
2.6. 弱い紐帯の強さ

3章 ソーシャルグラフはどう作られるか
1. ソーシャルグラフの実態
1.1. ソーシャルネット中のソーシャルグラフ
1.2. 属性によるソーシャルグラフの構築
1.3. ソーシャルグラフの特徴
2. ソーシャルプロフィールの取得とグラフの構築
2.1. グラフAPIと仕様争い
2.2. ソーシャルプロフィールの分析による関係の抽出

4章 ソーシャルグラフはどう使われるのか
1. 繋がりの解明
1.1. リスニング型ソーシャルリサーチの可能性
1.2. インフルエンサーは誰か
2. 繋がりが生み出す新たな価値
2.1. 検索システムとしてのレコメンダシステム
2.2. Eコマースでのソーシャルグラフ
3. ソーシャルグラフ上の集合知
3.1. Wikipediaに見る情報のフィルタリング
3.2. ソーシャルなデマと欠陥情報の修正
3.3. 集合知による問題解決
3.4. 群衆の知恵としてのソーシャルグラフ
4. ソーシャル・ディジタルセルフと自己分析
4.1. ディジタルセルフ研究の経緯
4.2. ディジタルセルフの整理と分析

5章 まとめ ― 個人情報とソーシャルメディア



おわりに 155
文  献 159
索  引 163

装幀=虎尾隆

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1,800円+税

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