居場所としての住まい

ナワバリ学が解き明かす家族と住まいの深層

居場所としての住まい
著者 小林 秀樹
ジャンル 社会学
出版年月日 2013/08/01
ISBN 9784788513488
判型・ページ数 A5・216ページ
定価 本体2,300円+税
在庫 在庫あり

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子ども部屋は引き籠りを招く? 夫婦は同室寝? 別室寝? 三世代同居で円満に暮らすには? 話題のルームシェアの実態は? 家族一人ひとりの居場所として住まいをみる「ナワバリ学」の視点から,常識とされている現代の家族と住まいの意外な真実を明らかにする。
居場所としての住まい――目次

 はじめに
家族と住まいのナワバリ学
  1 住まいのナワバリ学への誘い
  2 ナワバリを守る仕組み表示物と作法

夫婦と親子の深層心理
  1 夫婦のナワバリを調べる―夫婦平等の夢のゆくえ
  2 夫婦寝室の謎―夫婦は同じ部屋で寝るのか
  3 親子のナワバリを調べる順調に自立している子どもたち
  4 子ども部屋のうまい使いこなし方
  5 閉じこもりと母子密着への対応

床上文化と家族温情主義
  1 集団主義を特徴とする日本の住まい
  2 ナワバリ学からみた集団主義論
  3 床上文化がもたらす家族温情主義
  4 家族温情主義のゆくえ

理想の間取りとは
  1 個室とLDKを見直す様々な主張
  2 言論と現実にズレが生じる理由nLDKも悪くない
  3 家族生活からみた間取り中廊下型から居間中心型へ
  4 接客からみた間取り部屋をつなげて使う
  5 ナワバリ学からみた理想の住まい

三世代同居の深層心理
  1 三世代同居におけるナワバリ争い
  2 三世代同居はなぜ減るのか別居と二世帯住宅の増加
  3 三世代同居のナワバリを調べる娘夫婦同居に多い役割分担型
  4 親の加齢による変化と住まい

ルームシェアのナワバリ学
  1 シェア居住という新しい暮らし方
  2 シェア居住の深層心理を調べる
  3 ルームシェアをうまく暮らす行動様式

新説・日本の住まいの近代史
  1 住まいの歴史を読み解くために
  2 伝統的な住まいの空間構成
  3 住まいの近代化の始まり
  4 戦後におけるダイニングキッチンの登場
  5 リビングルームと個室の普及
  6 近代化の見直しの動きとnLDKの定着

 あとがき

                             装釘=臼井新太郎
                             装画=小川メイ

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