近刊

退屈させずに世界を説明する方法

バーガー社会学自伝

退屈させずに世界を説明する方法
著者 P. バーガー
森下 伸也
ジャンル 社会学
出版年月日 2015/05/15
ISBN 9784788514324
判型・ページ数 4-6・364ページ
定価 本体3,800円+税
在庫 在庫あり

この本に関するお問い合わせ・感想

学生時代から世界的学者になった現在まで,バーガーの知的活動の根底にあったのは,退屈させずに世界を説明したいという欲望。イリッチとの出会いなどの興味深いエピソードも交えながらたどる,バーガー・ファン必読の学問的自伝。
退屈させずに世界を説明する方法――目次

まえがき

第1章 十二番街のバルザック
十二番街を巣立つ
「どうすればペルシャ人になれるか?」

第2章 ありえない地平
やる気のない兵士とニセ心理セラピスト
「君はいまやプロテスタント教会に奉仕する身だ。それにふさわしく行動したまえ」
デキシーへ帰る――美女と悪漢
プロテスタントの微笑に包まれて
「書籍奔出」の始まり

第3章 派閥から挫折せる帝国へ
十二番街へ戻る
指の練習
「君はほんとに文学者だねえ」
マニフェスト
「いったん神様ファンになったら、いつでも神様ファンさ」
二重の亡命

第4章 地球をトレッキングする社会学
ジャーナリズム周遊
まぶしい陽光のなかの新思想
近代的意識とは何か
「君に悪い知らせがある」
再び神様ファン

第5章 あまたの神と無数の中国人
神様が少なすぎる、いや多すぎる
香港の摩天楼
ひょっとしていい知らせ?

第6章 過てる政治的小旅行
「合衆国の名誉ある代表のお言葉に感謝いたします」
「非喫煙者も死ななければならない」

第7章 ムブルワからギュータースローへ
国の変容を目撃する
「デリーからギュータースローへはどう行くか?」
まずい時に三冊の本

第8章 ソロイストではなく指揮者として
箸をもつ資本家ともたざる資本家
「どっこいマックス・ウェーバーはグアテマラに生きている」

第9章 第一バイオリンを弾く
コンピュータとヒンドゥー教
テキサスの実業家とロンドンの無知なるコンシェルジュ
狂信なき確信
笑う社会学をめざして
 国々  宗教の諸伝統  状況あれこれ  職業あれこれ
ある種のエピローグ、であって(いまのところ)墓碑銘ではない

訳者あとがき
ピーター・バーガーの主要著作

索引

ご注文

3,800円+税

シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加

同じジャンルの商品

おすすめ書籍

お知らせ

一覧