近刊

家族生活の社会学

家庭内役割の不平等はなぜ続くのか

家族生活の社会学
著者 G. アラン
天木 志保美
ジャンル 社会学 > 家族・女性・ジェンダー
出版年月日 2015/09/10
ISBN 9784788514430
判型・ページ数 4-6・304ページ
定価 本体4,500円+税
在庫 在庫あり

この本に関するお問い合わせ・感想

結婚・離婚,妻の就業・夫の失業,ひとり親家族,子どもの貧困,高齢世帯。激増する家族問題を解く鍵は,家族生活と家庭内のジェンダー役割の不平等が社会全体の構造と結びついていることにある! 福祉・介護の現場で格闘する読者に贈る,現代家族理論。
家族生活の社会学――目次

訳者まえがき
謝 辞

第1章 序 論

第2章 社会のなかの家族
 タルコット・パーソンズ――構造的に孤立する夫婦家族
 ユージン・リトウォク――修正された拡大家族
 修正された基礎家族?
 家族か女性か? 家庭内役割の創出
 家族の形成

第3章 女性、結婚、家事労働
 結婚と家族形成
 労働としての家事労働
 自立性
 無 給
 私化
 母親であること
 雇用への復帰

第4章 家庭と余暇
 家庭中心性
 物質的変化
 関係性の変化
 余暇と社会統合
 参加する自由
 社交的関係
 階級の差異
 ジェンダーの差異
 「コミュニティの喪失」

第5章 結婚――不平等な関係
 意思決定アプローチ
 家庭内の労働分業
 依存の構造
 結 論

第6章 離婚とひとり親家族
 離 婚
 離婚原因
 ひとり親家族
 ひとり親家族の物質的境遇
 こどもと離婚
 離婚、社会的孤立、再婚
 再編家族

第7章 高齢者、家族、コミュニティ・ケア
 コミュニティ・ケア
 コミュニティ・ケアとインフォーマルな関係性
 公共政策、高齢者、家族ケア

第8章 失業と家族生活
 失業――その実態
 男性の失業
 女性と失業
 失業と家庭内の労働分業

第9章 結婚、家族、国家

参考文献
訳者あとがき

事項索引・人名索引
装幀 鈴木敬子(pagnigh-magnigh)

ご注文

4,500円+税

シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加

同じジャンルの商品

おすすめ書籍

お知らせ

一覧