これからの子ども社会学

生物・技術・社会のネットワークとしての「子ども」

これからの子ども社会学
著者 A. プラウト
元森 絵里子
ジャンル 社会学
出版年月日 2017/02/20
ISBN 9784788515123
判型・ページ数 4-6・304ページ
定価 本体3,400円+税
在庫 在庫あり

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「子ども」は,自然で文化的,生物学的で社会的,物質的で言説的な「ハイブリッド」自然科学と社会科学の知を縦横に行き来しつつ,「子ども」をめぐる近代主義的対立を乗り越える研究の形を理論的に示した,新しい子ども社会学のスタンダード。
これからの子ども社会学――目次

日本語版への序文
謝辞
はじめに

第1章 グローバル化する世界における「子ども」の変容
 はじめに
 「子ども」とモダニティ
 「子ども」の表象
 グローバリゼーションと「子ども」
 「子ども」と文化的グローバリゼーション
 結 論

第2章 子ども研究とモダンの心性
 はじめに
 モダンの心性
 文化と自然
 子ども研究の歴史
 社会的なものの上昇
 結 論

第3章 社会的なものにまつわる二元性
 はじめに
 子ども社会学
 近代主義的社会学
 子ども社会学の二分法
 包摂された中間部に向けての戦略
 包摂された中間部のための資源
 世代関係
 ライフコースと異種混淆の生成変化
 移動性
 結 論

第4章 「子ども」・自然・文化
 はじめに
 科学と社会
 社会生物学エピソードの遺産
 現代社会生物学
 動物における幼若性の進化
 霊長類と人間
 霊長類の幼若性
 身体・「子ども」・社会
 生物―技術―社会の翻訳
 結 論

第5章 「子ども」の未来
 はじめに
 子どもとありふれた人工物
 情報コミュニケーション技術
 生殖技術
 子どもと向精神薬
 結 論

あとがき
訳注
訳者あとがき
文献
事項索引
人名索引

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