ドーピングの哲学

タブー視からの脱却

ドーピングの哲学
著者 J=N. ミサ
P. ヌーヴェル
橋本 一径
ジャンル 社会学
出版年月日 2017/10/31
ISBN 9784788515468
判型・ページ数 4-6・326ページ
定価 本体4,300円+税
在庫 在庫あり

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きびしい撲滅運動にもかかわらず跡を絶たないドーピング。それは本当に悪なのか。競争・向上をめざす近代スポーツが生み出した必然ではないのか。撲滅運動の問題点を指摘し,スポーツと社会のあり方を根底から問い直す,スポーツ愛好家必読の書。
ドーピングの哲学――目次

序 ドミニク・ルクール
序章 クロード・オリヴィエ・ドロン
?章 エーロ・マンティランタ、(自然によって)遺伝子的に組み換えられたチャンピオン
           パスカル・ヌーヴェル
?章 ドーピング、向上医学、スポーツの未来   ジャン=ノエル・ミサ
?章 明日のチャンピオン―生まれつきの素質の最適化か、構造的な向上の
           プログラムか?   ジェラール・ディヌ
?章 反ドーピング政策―倫理的ジレンマ   ベンクト・カイザー
?章 ドーピングと(は)スポーツ精神(である?)   アレクサンドル・モロン
?章 医療倫理とスポーツ的規範の押し付け(一九八五―二〇〇九)
           クリストフ・ブリソノー
?章 ドーピングおよび諸々のドーピング的振舞いの防止―シシュポスの岩
           パトリック・ロール
?章 医学的パフォーマンス、あるいはドーピングする医師   ジャン=ポール・トマ
?章 スポーツ選手の身体の「自然」と「超自然」   イザベル・クヴァル
?章 ハイレベルのスポーツ選手の活動の理解における「司令」と「自律」―ドーピング倫理
           にとって必要な知とは?   ドゥニ・アウ


訳者解説
事項索引
人名索引

  装幀―難波園子

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