政治広告の研究

アピール戦略と受容過程

政治広告の研究
著者 李 津娥
ジャンル 社会学 > メディア・文化
出版年月日 2011/03/03
ISBN 9784788512238
判型・ページ数 A5・216ページ
定価 本体2,600円+税
在庫 在庫あり

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「政治広告」は有権者の選択にどこまで影響をもちうるのか? 従来重視されてきたメディアによる報道に加え,政治家・政党が直接発信する情報の重要性が増してきた今,選挙運動の手段としての政治広告の役割を,膨大な資料と多角的な分析により検証。
政治広告の研究――目次

まえがき

序 章 政治広告とは何か
1.報道的政治情報と広告的政治情報
2.本書の目的と構成

1章 政治広告の成立と展開
1.政治広告史の時期区分
2.戦前の政治広告
3.戦後の政治広告
●この章のまとめ

2章 政党広告の内容的特徴
1.政治広告における争点とイメージ
2.政治広告のアピール技法
3.政治広告における攻撃性
4.新聞政党広告の分析
5.政党CMの分析
●この章のまとめ

3章 選挙別政党広告戦略
1.2007年参議院議員選挙広告
2.2009年衆議院議員選挙広告
3.2010年参議院議員選挙広告
●この章のまとめ

4章 候補者広告の内容的特徴
1.政治広告とジェンダー・フレーム
2.新聞候補者広告の分析
●この章のまとめ

5章 政治情報と政治意識
1.政治情報への接触と評価
2.政治意識に対する政治情報の影響
●この章のまとめ

6章 政治情報への接触と評価(1):首都圏対象質問紙調査
1.研究方法
2.政治広告への接触と評価
3.政党および候補者選択要因と情報源
●この章のまとめ

7章 政治情報への接触と評価(2):全国対象Web調査
1.研究方法
2.政治広告に対する評価
3.政党および候補者選択要因
4.政党および候補者選択時の情報源
5.政治情報の第三者効果
●この章のまとめ

8章 政治広告の効果
1.政党CMに対する反応の構造
2.政党CMの効果
●この章のまとめ

9章 政治広告評価の構造と類型に関する質的分析
1.政治広告評価の構造
2.インタビューにみる有権者の政治意識と政治広告評価
●この章のまとめ

おわりに:民主主義と広告的政治情報


引用文献
付録
人名索引
事項索引


  装幀=臼井新太郎

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