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知識の社会史2

百科全書からウィキペディアまで

知識の社会史2
著者 P. バーク
井山 弘幸
ジャンル 社会学 > メディア・文化
出版年月日 2015/07/15
ISBN 9784788514331
判型・ページ数 4-6・536ページ
定価 本体4,800円+税
在庫 在庫あり

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「グーテンベルクから百科全書,そしてウィキペディアまで」,知はいかにして商品となり,資本主義世界に取り入れられたか? 探検,博物館,博覧会,鉄道,電信,インターネットなどの様々な話題をめぐって展開する「知の一大パノラマ」-完結。
知識の社会史2――目次

謝辞

序文
社会史 諸知識

 第一部 知識の実践

第一章 知識を集める
知識を集めること  第二の発見時代  科学的遠征調査  第三の発見時代?  過去の文化をもとめて  時間の発見  測量  標本の蓄積  フィールドワークの多様性  観察のさまざま  話を聞くことと質問すること  質問票  録音  ノートとファイル  保存書庫  結論

第二章 知識を分析する
分類すること  解読すること  再建(復元)すること  評価  年代決定  計数と測定  記述すること  比較すること  説明すること  解釈すること  物語ること  理論化すること

第三章 知識を広める
話すこと  展示すること  書くこと  定期刊行物  書物  視覚教材

第四章 知識を使う
検索すること  有用知識という考え  実業と産業のなかの知識  戦争における知識  政治における知識  帝国における知識  大学における知識  他の代替的教育機関  収束現象

 第二部 進歩の代価

第五章 知識を失う
知識を隠すこと  知識を破壊すること  知識を捨てること  図書館と百科事典  思想を捨てること  占星術  骨相学  超心理学  人種と優生学

第六章 知識を分割する
博識家の没落  科学者の出現  学会、専門誌、集会  学問分野  専門家と専門的技術  領域  学際的研究  共同作業  危険にさらされた種の生存

 第三部 三つの次元における社会史

第七章 知識の地理学
微視的空間  知識を国有化すること  学問の共和国  中心と周縁  辺境からの声  移民者と亡命者  非国有化する知識  知識を世界化すること

第八章 知識の社会学
知識の経済学  知識の政治学  大国vs小国  圧力を受ける学者  中央集権化の始まり  知識と戦争  研究の後援者としてのアメリカ政府  知識労働者の多様性  労働者階級  知性ある女性たち  組織と革新  思想の学派

第九章 知識の年代学
知識の爆発的増加  世俗化と反世俗化  短期間の動向  知識の改革、一七五〇─一八〇〇年  知識革命、一八〇〇─一八五〇年  学問分野の興隆、一八五〇─一九〇〇年  知識の危機、一九〇〇─一九五〇年  技術化する知識、一九四〇─一九九〇年  再帰性の時代、一九九〇年─

訳者あとがき


参考文献
事項索引
人名索引

  装幀/虎尾 隆

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