体罰の社会史 新装版

体罰の社会史 新装版
著者 江森 一郎
ジャンル 歴史・伝記
出版年月日 2013/04/26
ISBN 9784788513358
判型・ページ数 4-6・292ページ
定価 本体2,400円+税
在庫 在庫あり

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体罰肯定派が主張するように体罰は日本の伝統だったのか。中世の思想書や江戸の藩校・寺子屋の罰のあり方など克明な資料から,日本には体罰を用いない柔軟な教育が十七世紀から連綿と息づいていたことを論証する。史的実証の名著,待望の復刊。
体罰の社会史 新装版――目次

はしがき
? 体罰の思想史
1 原始・古代・中世の体罰
原始・古代と体罰/中世の体罰的雰囲気
2 近世の体罰観
近世的体罰観の前提/変化の時代‐’一七世紀
3「確立」と「ゆれ」と肯定論の再生
体罰否定論の普及―一八世紀/肯定論の再発生の時代―一八世紀後半から
付論 中国の場合
? 近世社会と体罰
1 武士の学校と罰・体罰
はじめに/藩校の罰の種類・性格/体罰規定校
2 武士の生活・教育と地域集団の体罰
武士の生活と教育/武士の教育論と教育/地域教育組織と体罰
3 寺子屋の罰・体罰
問題の所在/信州と江戸の事例/捧満・あやまり役・縄縛
? 近・現代史と罰・体罰
「維新」と武士のエートス/明治初期の学校罰則と体罰/「教育令」における体罰禁止登場の背景/欧米および日本の「これまで」と「今後」
あとがき
新装版あとがき

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