概説 子ども観の社会史

ヨーロッパとアメリカにみる教育・福祉・国家

概説 子ども観の社会史
著者 H. カニンガム
北本 正章
ジャンル 歴史・伝記
出版年月日 2013/11/03
ISBN 9784788513617
判型・ページ数 4-6・416ページ
定価 本体5,000円+税
在庫 在庫あり

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アリエスの社会史を超える待望の概説書。欧米の子ども観や教育思想を人口・家族・経済変動と照合させて,子どもの実態(リアリティ)に迫る。古代から現代までの,育児習俗,捨て子の救済・保護・養育,児童労働,子どもの福祉と権利等を見渡す壮大な歴史展望。
概説子ども観の社会史――目次

日本語版への序文
第二版への序文

第1章 序 論―子ども期の観念と実態
1 子ども期の研究史―アリエス以降の展開・課題・展望
2 本書のねらい

第2章 古代と中世ヨーロッパの子ども観
1 古典時代の継承
2 キリスト教
3 中世

第3章 中産階級の子ども期イデオロギーの展開―一五〇〇~一九〇〇年
1 人文主義
2 プロテスタンティズム
3 カトリシズム
4 一八世紀
5 ロマン主義の影響

第4章 家族・労働・学校―一五〇〇~一九〇〇年
1 農民家族
2 プロト工業化
3 産業革命
4 人口動態
5 共同体
6 学校教育
7 利害と感情

第5章 ヨーロッパの子ども・博愛団体・国家―一五〇〇~一九〇〇年
1 子どもと貧困
2 学校教育
3 一七五〇~一八六〇年

第6章 子どもの救済―一八三〇年頃~一九二〇年頃
1 児童労働
2 路上生活する子ども
3 児童虐待
4 博愛団体・国家・子ども
5 国家の関心と子どもの権利

第7章 「子どもの世紀」?―一九〇〇年~現在
1 科学・専門家・子ども期
2 子どもと社会政策
3 親子関係
4 脅威にさらされる子ども期

第8章 結 論

原 注
訳 注

訳者あとがき
人名索引・事項索引・図版一覧  (i)~(xii)

装幀 谷崎文子

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