こころが育つ環境をつくる
発達心理学からの提言

著者 | 子安 増生 編著 仲 真紀子 編著 |
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ジャンル | 心理学・認知科学・臨床 > 発達・教育 |
出版年月日 | 2014/03/10 |
ISBN | 9784788513754 |
判型・ページ数 | 4-6・288ページ |
定価 | 本体2,300円+税 |
在庫 | 在庫あり |
現代日本に生きる私たちがいま直面している,生涯にわたる健やかな発達にとっての課題とは? 具体的に,どのように取り組めばよいのか? 日本学術会議における議論から生まれた,発達心理学者からの親,教師,政策立案者への緊急アピール。
こころが育つ環境をつくる――目次
まえがき
1 現代科学技術の負の影響から子ども本来の育ちを守ろう──利島 保
はじめに
1 養育のあり方が、子どもの脳のストレス脆弱性を左右する
2 子どもの心の脆弱性を防ぐには、良質な保育人材の育成が必要
3 母子の絆形成は、乳児の五感に訴える母親の非言語的情報が基礎になる
4 育児フレックス・タイム制で、子どものコミュニケーション能力を育てる
5 小一プロブレムを防ぐには、家庭で基本的生活習慣の定着を
6 妊婦に関わる現代科学技術の負の影響から胎児の育ちを守ろう
7 母子の絆が育つ妊娠期の心理的支援を重視した母子保健政策を
8 子どもの心の発達に影響を与える放射線被害の解明と対策を
2 子育て力の回復を政策目標に子どもの主体性を大切に関わる──内田伸子
─ 子どもの学力格差は幼児期から始まるか?
はじめに
1 ことばの習得には経済格差が影響を与えるか
2 子どもの読み書き能力や語彙力は家庭の所得と関連しているか
3 通塾のタイプは関連がない
4 子ども中心の保育のもとで子どもが伸びる
5 しつけスタイルと子どもの語彙力には関連があるか
6 共有型しつけの親は本好き
7 幼児期のリテラシーや語彙力は児童期の学力テストに影響する
8 しつけスタイルの違いは、母子のコミュニケーションにどのように影響するか
9 早期教育 ─ 行き過ぎた私教育熱への警鐘
おわりに
3 「格差・落差・段差」のない学校読書環境の実現を──秋田喜代美
1 経済格差、学校間格差が大きな国 ─ 日本
2 中学・高校生読書の全国実態調査
3 読書にかかわる学校間差
4 心が育つ環境としての読書環境
4 子どもの“心の回復力”を育てる──仁平義明
1 世界が重視した「心の回復力」(リジリエンシー)
2 “心の強さ”(ハーディネス)重視の時代の終わり
3 心の回復は容易ではない
4 心の回復力を持つ者の特徴
5 もう一つの心の回復物語
6 「心の回復」は人間社会の信念であり希望である
5 集団現象としてのいじめの効果的な予防とケアを──戸田有一
1 いじめ問題への社会の基本認識
2 いじめの傍観者を変える実践を
3 いじめへの早期介入と予後のケア
4 ネット問題への総合的対策を
おわりに
6 個性に合わせた発達環境設定を!──金沢創・山口真美
1 発達とは─ 定型と非定型の発達
2 新しい自閉症の捉え方
3 自閉症児・者は見ている世界が違う?
4 弱い中枢性の統合 ─ 神経学的な側面
5 弱い中枢性の統合 ─ 環境の側面
6 自閉症児が得意なこと
7 背側系と腹側系のトレードオフ
7 事件や事故、虐待などが疑われるときの子どもへの面接──仲真紀子
─ 司法面接と多機関連携
1 子どもから
2 司法面接
3 具体的な面接
4 家庭・教育現場でつちかう子どもの力
8 早期英語教育導入の前に考えなければならないこと──今井むつみ
1 外国語習得敏感期神話
2 文法的形態の学習 ─ ネイティヴの子どもと外国語学習者の違い
3 英語を習得するとはどういうことか
4 早期英語教育に関する誤った思い込み
5 結論 ─ 英語力よりことば力
9 ものづくりをもの語る──やまだようこ
1 もの語る力をはぐくもう
2 ものづくりをもの語る
3 もの語りで文化に根づき世界にひらく
10 「経験」「知恵」「技」「人間力」の世代継承を政策課題に──岡本祐子
1 「世代継承性の危機」への認識と理解を深めよう
2 二十一世紀の「負の遺産」が心の発達にもたらしたもの
3 世代継承を担う基本的な「人間力」の育成
─ 高度情報化社会の弊害を補完する家庭・学校・社会教育の指針
11 超高齢社会の基盤を強くする教育アプローチ──積山 薫
はじめに
1 認知症を防ぐには
2 運動習慣を身につける
3 認知的活動および社会的絆の重要性
4 超高齢社会における男女差
5 幼少期からの認知予備力作り、十代からの知識普及、初老期からの連携
12 幸福感の向上を政策目標に──子安増生
1 幸福の青い鳥はどこに
2 日本人の幸福感の阻害要因を取り除く
3 幸福感の世代差に対応したきめ細かな施策を
4 「教育の質」を高めることが幸福感の向上につながる
文献
事項索引
人名索引
装幀=臼井新太郎
装画=ミヤザキコウヘイ
まえがき
1 現代科学技術の負の影響から子ども本来の育ちを守ろう──利島 保
はじめに
1 養育のあり方が、子どもの脳のストレス脆弱性を左右する
2 子どもの心の脆弱性を防ぐには、良質な保育人材の育成が必要
3 母子の絆形成は、乳児の五感に訴える母親の非言語的情報が基礎になる
4 育児フレックス・タイム制で、子どものコミュニケーション能力を育てる
5 小一プロブレムを防ぐには、家庭で基本的生活習慣の定着を
6 妊婦に関わる現代科学技術の負の影響から胎児の育ちを守ろう
7 母子の絆が育つ妊娠期の心理的支援を重視した母子保健政策を
8 子どもの心の発達に影響を与える放射線被害の解明と対策を
2 子育て力の回復を政策目標に子どもの主体性を大切に関わる──内田伸子
─ 子どもの学力格差は幼児期から始まるか?
はじめに
1 ことばの習得には経済格差が影響を与えるか
2 子どもの読み書き能力や語彙力は家庭の所得と関連しているか
3 通塾のタイプは関連がない
4 子ども中心の保育のもとで子どもが伸びる
5 しつけスタイルと子どもの語彙力には関連があるか
6 共有型しつけの親は本好き
7 幼児期のリテラシーや語彙力は児童期の学力テストに影響する
8 しつけスタイルの違いは、母子のコミュニケーションにどのように影響するか
9 早期教育 ─ 行き過ぎた私教育熱への警鐘
おわりに
3 「格差・落差・段差」のない学校読書環境の実現を──秋田喜代美
1 経済格差、学校間格差が大きな国 ─ 日本
2 中学・高校生読書の全国実態調査
3 読書にかかわる学校間差
4 心が育つ環境としての読書環境
4 子どもの“心の回復力”を育てる──仁平義明
1 世界が重視した「心の回復力」(リジリエンシー)
2 “心の強さ”(ハーディネス)重視の時代の終わり
3 心の回復は容易ではない
4 心の回復力を持つ者の特徴
5 もう一つの心の回復物語
6 「心の回復」は人間社会の信念であり希望である
5 集団現象としてのいじめの効果的な予防とケアを──戸田有一
1 いじめ問題への社会の基本認識
2 いじめの傍観者を変える実践を
3 いじめへの早期介入と予後のケア
4 ネット問題への総合的対策を
おわりに
6 個性に合わせた発達環境設定を!──金沢創・山口真美
1 発達とは─ 定型と非定型の発達
2 新しい自閉症の捉え方
3 自閉症児・者は見ている世界が違う?
4 弱い中枢性の統合 ─ 神経学的な側面
5 弱い中枢性の統合 ─ 環境の側面
6 自閉症児が得意なこと
7 背側系と腹側系のトレードオフ
7 事件や事故、虐待などが疑われるときの子どもへの面接──仲真紀子
─ 司法面接と多機関連携
1 子どもから
2 司法面接
3 具体的な面接
4 家庭・教育現場でつちかう子どもの力
8 早期英語教育導入の前に考えなければならないこと──今井むつみ
1 外国語習得敏感期神話
2 文法的形態の学習 ─ ネイティヴの子どもと外国語学習者の違い
3 英語を習得するとはどういうことか
4 早期英語教育に関する誤った思い込み
5 結論 ─ 英語力よりことば力
9 ものづくりをもの語る──やまだようこ
1 もの語る力をはぐくもう
2 ものづくりをもの語る
3 もの語りで文化に根づき世界にひらく
10 「経験」「知恵」「技」「人間力」の世代継承を政策課題に──岡本祐子
1 「世代継承性の危機」への認識と理解を深めよう
2 二十一世紀の「負の遺産」が心の発達にもたらしたもの
3 世代継承を担う基本的な「人間力」の育成
─ 高度情報化社会の弊害を補完する家庭・学校・社会教育の指針
11 超高齢社会の基盤を強くする教育アプローチ──積山 薫
はじめに
1 認知症を防ぐには
2 運動習慣を身につける
3 認知的活動および社会的絆の重要性
4 超高齢社会における男女差
5 幼少期からの認知予備力作り、十代からの知識普及、初老期からの連携
12 幸福感の向上を政策目標に──子安増生
1 幸福の青い鳥はどこに
2 日本人の幸福感の阻害要因を取り除く
3 幸福感の世代差に対応したきめ細かな施策を
4 「教育の質」を高めることが幸福感の向上につながる
文献
事項索引
人名索引
装幀=臼井新太郎
装画=ミヤザキコウヘイ