アイデンティティ

青年と危機

アイデンティティ
著者 E. H. エリクソン
中島 由恵
ジャンル 心理学・認知科学・臨床 > 発達・教育
出版年月日 2017/11/20
ISBN 9784788515499
判型・ページ数 4-6・464ページ
定価 本体3,300円+税
在庫 在庫あり

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アイデンティティの概念は私たちの人間理解に深く,大きな影響を与えてきた。半世紀にわたり世界中で読み継がれてきた名著の完全新訳! 初めてエリクソンを読む人にも,改めて読み直したい人にもお勧めしたい,エリクソンの思想の神髄に触れる一冊。
アイデンティティ――目次

まえがき
第1章 プロローグ

第2章 観察の基礎
    1 一臨床家のノート
      ? 集団アイデンティティと自我アイデンティティ
      ? 自我の病理学と歴史的変化
      ? 自我理論と社会的プロセス

    2 全体主義について

第3章 ライフサイクル―― アイデンティティのエピジェネシス
    1 乳児期と承認の相互性

    2 幼児期初期と自分自身であろうとする意志

    3 幼児期と役割への期待

    4 学齢期と仕事との同一化

    5 青年期

    6 アイデンティティの彼方

第4章 個人史と症例史に見られるアイデンティティ混乱
    1 伝記的研究1 ―― 創造的な混乱
      ? G・B・S(七〇歳)が語る若きショウ(二〇歳)
      ? ウィリアム・ジェームズ、自分自身の鑑定医

    2 発生論的な研究―― 同一化とアイデンティティ

    3 病理誌的な研究―― 深刻なアイデンティティ混乱の臨床像

    4 社会的―― 個人の混乱から社会秩序へ

    5 伝記的な研究? 混乱の再来―― 夜ごとの精神病理学
      ? フロイトの「イルマの夢」
      ? ウィリアム・ジェームズの最後の夢

第5章 理論的間奏
    1 自我と環境

    2 混乱、転移、そして抵抗

    3 私、私の自己、そして私の自我

    4 自我の共有性

    5 理論とイデオロギー

第6章 現代の問題に向けて―― 青年期

第7章 女性と内的空間

第8章 民族、そしてより広いアイデンティティ


訳者あとがき
本書が依拠した原著論文

索引

                                   装幀=新曜社デザイン室

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