食をつなげる,食でつながる
八国山保育園の食

著者 | 外山 紀子 著 野村 明洋 著 |
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ジャンル | 心理学・認知科学・臨床 > 発達・教育 |
出版年月日 | 2014/03/20 |
ISBN | 9784788513808 |
判型・ページ数 | 4-6・216ページ |
定価 | 本体2,300円+税 |
在庫 | 在庫あり |
芋掘りや親子料理教室などのイベントに終わらないほんとうの食育は,食べる営みの喜び・感動のなかにある。身体・自然・他者と食との「つながり」をキーワードに,八国山保育園の「食農」の取り組みを,実践と発達心理学の二つの視点から紹介。
食をつなげる、食でつながる――目次
まえがき
1章 食をつなげる
■つながりのなかにある食
身体のつながり
自然とのつながり
他者とのつながり
八国山保育園
実践を支えるもの
■八国山保育園の食
知識より経験
気候風土と食
季節と旬
家庭の食の変貌
ヌチグスイ
自分で工夫して考える力
2章 味とにおい
味覚と栄養
味覚は番人
味覚嫌悪学習・味覚嗜好学習
嗅覚――遠受容感覚
嗅覚と味覚
プルースト現象
■実践から
においの大切さ
「くさい」からの発見と学び
梅のにおい
たくあんのにおい
糠のにおい
保育室の炊飯器
米づくり
■実践をふまえて
においのある保育園
においを感じる引き出し
においがつくる「待ち」の時間
3章 食と身体
味覚と身体
朝食の欠食
夜更かし・寝不足
生活習慣の連鎖
■実践から
豊かな心と丈夫な身体
風の庭
【風の庭
「食べたい」から始まる身体の動き
「野性力」
心が動き、身体が動く
園庭の里山化
■実践をふまえて
食べ物を見つける視点
心が身体を動かす
【園庭の歴史】
4章 育てる
未熟な生命認識
生気論的因果
生気論的因果の源泉にある食
動物飼育と生命認識
■実践から
ミニ田んぼ
大人の働く姿
育てることから学ぶこと
大人のかかわり方
思うようにいかないこと
学び合い
■実践をふまえて
植物を“いのちあるもの”と見る
未知の状況にも使える知識
5章 還す
動植物の死に関する理解
腐敗に関する理解
土に関する理解
現代における食物連鎖
■実践から
保育園で動物を飼うこと
エサづくり
エサとり、エサやり
飼うこと・食べること
ブタは食べるのですか?
ブタの食を観察する
食と排泄
■実践をふまえて
生き物のつながり
動物との多様なかかわり
いのちの授業
6章 共につくる
社会認識
食の分業
食べ物の生産・流通に関する幼児の理解
作物栽培と子どもの理解
■実践から
中島さん
【中島さんの畑】
トウモロコシ迷路
給 食
農 薬
地域への広がり
身土不二
三平汁
■実践をふまえて
「なかじまさんみたいな人」
名前のある食べ物
7章 共に食べる
甘いだけでは物足りない
食の社会性
食べ物の分配
孤食・共食
■実践から
買い物
ご飯の準備
「共に食べる」から「共に食べたい」へ
保育参加
「梅干しある?」
そば打ち
■実践をふまえて
食の個人化
共 食
食でつながる
終章 子どもの食と未来
■保育園の食のこれから
森の幼稚園
大人の姿勢
子どもから家庭へ
保育者として
感覚を研ぎ澄ます
■子どもの食とその未来
食をつなげる
生活から食を見る
背景にある社会
「教える」ではなく「育つ」
参照した本
装幀=虎尾 隆
まえがき
1章 食をつなげる
■つながりのなかにある食
身体のつながり
自然とのつながり
他者とのつながり
八国山保育園
実践を支えるもの
■八国山保育園の食
知識より経験
気候風土と食
季節と旬
家庭の食の変貌
ヌチグスイ
自分で工夫して考える力
2章 味とにおい
味覚と栄養
味覚は番人
味覚嫌悪学習・味覚嗜好学習
嗅覚――遠受容感覚
嗅覚と味覚
プルースト現象
■実践から
においの大切さ
「くさい」からの発見と学び
梅のにおい
たくあんのにおい
糠のにおい
保育室の炊飯器
米づくり
■実践をふまえて
においのある保育園
においを感じる引き出し
においがつくる「待ち」の時間
3章 食と身体
味覚と身体
朝食の欠食
夜更かし・寝不足
生活習慣の連鎖
■実践から
豊かな心と丈夫な身体
風の庭
【風の庭
「食べたい」から始まる身体の動き
「野性力」
心が動き、身体が動く
園庭の里山化
■実践をふまえて
食べ物を見つける視点
心が身体を動かす
【園庭の歴史】
4章 育てる
未熟な生命認識
生気論的因果
生気論的因果の源泉にある食
動物飼育と生命認識
■実践から
ミニ田んぼ
大人の働く姿
育てることから学ぶこと
大人のかかわり方
思うようにいかないこと
学び合い
■実践をふまえて
植物を“いのちあるもの”と見る
未知の状況にも使える知識
5章 還す
動植物の死に関する理解
腐敗に関する理解
土に関する理解
現代における食物連鎖
■実践から
保育園で動物を飼うこと
エサづくり
エサとり、エサやり
飼うこと・食べること
ブタは食べるのですか?
ブタの食を観察する
食と排泄
■実践をふまえて
生き物のつながり
動物との多様なかかわり
いのちの授業
6章 共につくる
社会認識
食の分業
食べ物の生産・流通に関する幼児の理解
作物栽培と子どもの理解
■実践から
中島さん
【中島さんの畑】
トウモロコシ迷路
給 食
農 薬
地域への広がり
身土不二
三平汁
■実践をふまえて
「なかじまさんみたいな人」
名前のある食べ物
7章 共に食べる
甘いだけでは物足りない
食の社会性
食べ物の分配
孤食・共食
■実践から
買い物
ご飯の準備
「共に食べる」から「共に食べたい」へ
保育参加
「梅干しある?」
そば打ち
■実践をふまえて
食の個人化
共 食
食でつながる
終章 子どもの食と未来
■保育園の食のこれから
森の幼稚園
大人の姿勢
子どもから家庭へ
保育者として
感覚を研ぎ澄ます
■子どもの食とその未来
食をつなげる
生活から食を見る
背景にある社会
「教える」ではなく「育つ」
参照した本
装幀=虎尾 隆