近刊
天才を生んだ孤独な少年期
ダ・ヴィンチからジョブズまで

著者 | 熊谷 高幸 著 |
---|---|
ジャンル | 心理学・認知科学・臨床 > 発達・教育 |
出版年月日 | 2015/03/16 |
ISBN | 9784788514249 |
判型・ページ数 | 4-6・240ページ |
定価 | 本体1,900円+税 |
在庫 | 在庫あり |
天才の少年期には共通する「心の癖」があった! ダ・ヴィンチ,ニュートン,エジソン,漱石,アインシュタイン,ジョブズの人生の共通構造とは? 脳科学から発達心理学に至る最新の知見と,自閉症研究者ならではの着想から生まれた新しい天才論!
天才を生んだ孤独な少年期――目次
はじめに
1章 天才と孤独
天才のライフステージ
共有と非共有のあいだ
孤独な境遇と非共有世界の拡大
自閉症と共同注意の障害
アスペルガー症候群とADHD
常識・ルールを生む「心の理論」
天才の位置
天才と男性脳
感覚過敏と初期の脳
感覚遮断が創造性を高める
デフォルト・モード・ネットワーク
同化と調節による心の発達
天才の中にいる「もう一人の自分」
天才の共通特性
2章 レオナルド・ダ・ヴィンチ
母との別れ
自然を友とする日々
ヴェロッキオ工房へ
師匠との共同制作
未完の作の数々
手稿の中に残されたメッセージ
3章 アイザック・ニュートン
父を亡くして母を奪われる
物思いにふける内気な少年
日時計でいっぱいの部屋
「大学に行くしか能のないやつ」
ケンブリッジの孤独な免費生
デカルトとの対決
故郷の村で着想した三つの発見
内部世界の支配から外部世界の支配へ
晩年のニュートン
4章 トーマス・アルヴァ・エジソン
不注意な子ども
三か月で小学校を退学
母が開いてくれた独学への道
車内売り子から新聞発行人へ
電信士のかたわら発明を始める
一パーセントのひらめきと九十九パーセントの汗
二十世紀を発明した男
5章 夏目漱石
生まれてすぐに里子に
仮の親と実の親
「何をしに世の中に生まれてきたのだ」
友との出会いと文学への道
親ゆずりの無鉄砲
不本意だった英国留学
『文学論』と大学講師の日々
漱石の天才論
一挙に花開いた小説世界
妄想癖と創作活動
わずか十年の作家生活
6章 アルベルト・アインシュタイン
なかなかことばを発さない子ども
方位磁石のとりこになる
居場所がなかった軍隊式の中学
イタリアを経てスイスへ
スイス特許局に七年間勤める
奇跡の年
再びドイツに
二つの看板を背負った晩年
7章 スティーブ・ジョブズ
生後すぐに養子に
集団活動が苦手な少年
エレクトロニクスとの出会い
中退した大学に通い続ける
菜食主義と禅の思想
アップル社の創業へ
パソコン業界のパイオニア
失意の日々
アップル社への復帰
市場調査は必要ない
足早に、この世を去る
8章 天才と現代
天才の基本構造
孤独が生み出すもの
創造力と妄想力
学校への不適応と支援者の出現
外側からの視点
天才のその後
三種類の天才
天才と現代の教育
天才とわれわれ
あとがき
引用・参考文献3
索引
装幀 臼井新太郎
装画 ヤギワタル
はじめに
1章 天才と孤独
天才のライフステージ
共有と非共有のあいだ
孤独な境遇と非共有世界の拡大
自閉症と共同注意の障害
アスペルガー症候群とADHD
常識・ルールを生む「心の理論」
天才の位置
天才と男性脳
感覚過敏と初期の脳
感覚遮断が創造性を高める
デフォルト・モード・ネットワーク
同化と調節による心の発達
天才の中にいる「もう一人の自分」
天才の共通特性
2章 レオナルド・ダ・ヴィンチ
母との別れ
自然を友とする日々
ヴェロッキオ工房へ
師匠との共同制作
未完の作の数々
手稿の中に残されたメッセージ
3章 アイザック・ニュートン
父を亡くして母を奪われる
物思いにふける内気な少年
日時計でいっぱいの部屋
「大学に行くしか能のないやつ」
ケンブリッジの孤独な免費生
デカルトとの対決
故郷の村で着想した三つの発見
内部世界の支配から外部世界の支配へ
晩年のニュートン
4章 トーマス・アルヴァ・エジソン
不注意な子ども
三か月で小学校を退学
母が開いてくれた独学への道
車内売り子から新聞発行人へ
電信士のかたわら発明を始める
一パーセントのひらめきと九十九パーセントの汗
二十世紀を発明した男
5章 夏目漱石
生まれてすぐに里子に
仮の親と実の親
「何をしに世の中に生まれてきたのだ」
友との出会いと文学への道
親ゆずりの無鉄砲
不本意だった英国留学
『文学論』と大学講師の日々
漱石の天才論
一挙に花開いた小説世界
妄想癖と創作活動
わずか十年の作家生活
6章 アルベルト・アインシュタイン
なかなかことばを発さない子ども
方位磁石のとりこになる
居場所がなかった軍隊式の中学
イタリアを経てスイスへ
スイス特許局に七年間勤める
奇跡の年
再びドイツに
二つの看板を背負った晩年
7章 スティーブ・ジョブズ
生後すぐに養子に
集団活動が苦手な少年
エレクトロニクスとの出会い
中退した大学に通い続ける
菜食主義と禅の思想
アップル社の創業へ
パソコン業界のパイオニア
失意の日々
アップル社への復帰
市場調査は必要ない
足早に、この世を去る
8章 天才と現代
天才の基本構造
孤独が生み出すもの
創造力と妄想力
学校への不適応と支援者の出現
外側からの視点
天才のその後
三種類の天才
天才と現代の教育
天才とわれわれ
あとがき
引用・参考文献3
索引
装幀 臼井新太郎
装画 ヤギワタル