発達心理学・再入門
ブレークスルーを生んだ14の研究

著者 | A. M. スレーター 編 P. C. クイン 編 加藤 弘通 監訳 川田 学 監訳 伊藤 崇 監訳 |
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ジャンル | 心理学・認知科学・臨床 > 発達・教育 |
出版年月日 | 2017/03/25 |
ISBN | 9784788515215 |
判型・ページ数 | A5・292ページ |
定価 | 本体2,900円+税 |
在庫 | 在庫あり |
今も論文やテキストに引用され続けている重要研究は,いかに生まれ,批判され,乗り越えられようとしているのか。私たちの認識を,どう深め,広げたのか。誰もが立ち戻って学ぶべき研究を精選,その分野の第一人者が解説した新感覚の発達心理学。
発達心理学・再入門――目次
■はじめに――発達心理学研究の古典から学ぶ 訳:加藤弘通
各章の構成
本書の目的と構成
各章の配列
各章の要約
まとめ
1 アタッチメントと早期の社会的剥奪 訳:及川智博
ハーロウのサルの研究再訪
ハーロウの古典的研究が生まれた背景
ハーロウの研究の概要――早期の社会的剥奪が後の発達に及ぼす影響
ハーロウの研究の影響
ハーロウの研究に対する批判
ハーロウの研究はいかに思考を前進させたか、その後思考はいかに発展したか
まとめ
2 条件づけられた情動反応 訳:松本博雄
ワトソンとレイナーの「アルバート坊や実験」を越えて
ワトソンとレイナーの古典的研究が生まれた背景
ワトソンとレイナーによる実験の概要
ワトソンとレイナーの実験の影響
批判――別の解釈と知見
まとめ
3 崖っぷちの乳児 訳:川田 学、Marcruz Yew Lee Ong
視覚的断崖を超えて
背景
視覚的断崖
視覚的断崖の影響
視覚的断崖への批判
まとめ――視覚的断崖を越えて
4 ピアジェ再訪 訳:浅川淳司
子どもの問題解決能力の研究からの一展望
ピアジェの実証研究
子どもの問題解決能力――ピアジェ派とポストピアジェ派の考え方
複数の下位目標がある問題解決のための就学前児の能力に関する研究
まとめのコメント
5 乳児期における模倣 訳:竹森未知
メルツォフとムーア(1977)の研究再訪
メルツォフとムーアの古典的研究が生まれた背景
メルツォフとムーアの研究の概要
メルツォフとムーアの研究の影響
メルツォフとムーアの研究に対する批判――別の解釈と知見
まとめ――メルツォフとムーアの研究はいかに思考を前進させたか、その後思考は いかに発展したか
6 乳児期における対象の永続性 訳:常田美穂
ベイラージョンの跳ね橋実験再訪
ベイラージョンの古典的研究が生まれた背景
ベイラージョンの研究の概要
ベイラージョンの研究の影響
ベイラージョンの研究に対する批判
研究はいかに前進したか 研究?:対象の永続性の神経基礎を理解する
研究はいかに前進したか 研究?:学習のメカニズムを理解する
最後に
7 子どもの目撃記憶と被暗示性 訳:上宮 愛
セシとブルックのレビュー(1993)再訪
背景と概要
セシとブルックのレビュー論文の影響とそれに対する批判
まとめ
8 IQはどれほど上げることができるのか? 訳:田邊李江
ジェンセン(1969)の問いと答えへの最新の展望
ジェンセンの古典的研究が生まれた背景
ジェンセンの研究の概要
ジェンセンの研究への批判――ジェンセン論文への反応
その後この分野は、どのように変わっていったか
まとめ
9 読みとつづり 訳:岩田みちる
ブラッドリーとブライアントの研究再訪
ブラッドリーとブライアントの古典的研究の概観
ブラッドリーとブライアントの古典的研究が生まれた背景
ブラッドリーとブライアントの研究の概要
ブラッドリーとブライアントの研究の影響
ブラッドリーとブライアントの研究に対する批判
ブラッドリーとブライアント(1983)以降の音カテゴリー化理解の進歩
まとめ
10 心の理論と自閉症 訳:古見文一
バロン=コーエンたちのサリーとアン課題を超えて
バロン=コーエンたちの論文が生まれた背景
バロン=コーエンたちの古典論文の概要
バロン=コーエンたちの論文の影響
バロン=コーエンたちの論文に対する批判――異なる解釈と知見
この論文はいかに思考を前進させたか、その後思考はこの論文を超えてい
かに発展したか
まとめ
11 道徳性の発達 訳:水野君平
コールバーグの段階再訪
コールバーグの古典的研究が生まれた背景
コールバーグの研究の概要
コールバーグの研究の影響
コールバーグの研究への批判――別の解釈と知見
まとめ――この研究はいかに思考を前進させたか、その後思考はいかに発展した か
要約
12 攻撃性 訳:穴水ゆかり
バンデューラのボボ人形研究を超えて
バンデューラの古典的研究が生まれた背景
バンデューラの古典的研究の概要
バンデューラの研究の影響
バンデューラの研究への批判――別の解釈と知見
まとめ――バンデューラの研究はいかに思考を前進させたか、その後思考はいか に発展したか
13 言語発達 訳:伊藤 崇
エイマスたちによる/ba/と/pa/の弁別研究再訪
エイマスたちの古典的研究が生まれた背景
エイマスたちの研究の概要
エイマスたちの研究の影響
エイマスたちの研究への批判――別の解釈と知見
まとめ――研究はいかに思考を前進させたか、その後思考はいかに発展したか
14 子どもにおけるレジリエンス 訳:伊藤詩菜
ラターの名著とその後の発展
ラターの古典的レビューが生まれた背景
ラターのレビューの概要
ラターのレビューの影響
初期のレジリエンス研究への批判と長引く論争
まとめと今後の展望
訳者あとがき
人名索引
事項索引
装幀=新曜社デザイン室
■はじめに――発達心理学研究の古典から学ぶ 訳:加藤弘通
各章の構成
本書の目的と構成
各章の配列
各章の要約
まとめ
1 アタッチメントと早期の社会的剥奪 訳:及川智博
ハーロウのサルの研究再訪
ハーロウの古典的研究が生まれた背景
ハーロウの研究の概要――早期の社会的剥奪が後の発達に及ぼす影響
ハーロウの研究の影響
ハーロウの研究に対する批判
ハーロウの研究はいかに思考を前進させたか、その後思考はいかに発展したか
まとめ
2 条件づけられた情動反応 訳:松本博雄
ワトソンとレイナーの「アルバート坊や実験」を越えて
ワトソンとレイナーの古典的研究が生まれた背景
ワトソンとレイナーによる実験の概要
ワトソンとレイナーの実験の影響
批判――別の解釈と知見
まとめ
3 崖っぷちの乳児 訳:川田 学、Marcruz Yew Lee Ong
視覚的断崖を超えて
背景
視覚的断崖
視覚的断崖の影響
視覚的断崖への批判
まとめ――視覚的断崖を越えて
4 ピアジェ再訪 訳:浅川淳司
子どもの問題解決能力の研究からの一展望
ピアジェの実証研究
子どもの問題解決能力――ピアジェ派とポストピアジェ派の考え方
複数の下位目標がある問題解決のための就学前児の能力に関する研究
まとめのコメント
5 乳児期における模倣 訳:竹森未知
メルツォフとムーア(1977)の研究再訪
メルツォフとムーアの古典的研究が生まれた背景
メルツォフとムーアの研究の概要
メルツォフとムーアの研究の影響
メルツォフとムーアの研究に対する批判――別の解釈と知見
まとめ――メルツォフとムーアの研究はいかに思考を前進させたか、その後思考は いかに発展したか
6 乳児期における対象の永続性 訳:常田美穂
ベイラージョンの跳ね橋実験再訪
ベイラージョンの古典的研究が生まれた背景
ベイラージョンの研究の概要
ベイラージョンの研究の影響
ベイラージョンの研究に対する批判
研究はいかに前進したか 研究?:対象の永続性の神経基礎を理解する
研究はいかに前進したか 研究?:学習のメカニズムを理解する
最後に
7 子どもの目撃記憶と被暗示性 訳:上宮 愛
セシとブルックのレビュー(1993)再訪
背景と概要
セシとブルックのレビュー論文の影響とそれに対する批判
まとめ
8 IQはどれほど上げることができるのか? 訳:田邊李江
ジェンセン(1969)の問いと答えへの最新の展望
ジェンセンの古典的研究が生まれた背景
ジェンセンの研究の概要
ジェンセンの研究への批判――ジェンセン論文への反応
その後この分野は、どのように変わっていったか
まとめ
9 読みとつづり 訳:岩田みちる
ブラッドリーとブライアントの研究再訪
ブラッドリーとブライアントの古典的研究の概観
ブラッドリーとブライアントの古典的研究が生まれた背景
ブラッドリーとブライアントの研究の概要
ブラッドリーとブライアントの研究の影響
ブラッドリーとブライアントの研究に対する批判
ブラッドリーとブライアント(1983)以降の音カテゴリー化理解の進歩
まとめ
10 心の理論と自閉症 訳:古見文一
バロン=コーエンたちのサリーとアン課題を超えて
バロン=コーエンたちの論文が生まれた背景
バロン=コーエンたちの古典論文の概要
バロン=コーエンたちの論文の影響
バロン=コーエンたちの論文に対する批判――異なる解釈と知見
この論文はいかに思考を前進させたか、その後思考はこの論文を超えてい
かに発展したか
まとめ
11 道徳性の発達 訳:水野君平
コールバーグの段階再訪
コールバーグの古典的研究が生まれた背景
コールバーグの研究の概要
コールバーグの研究の影響
コールバーグの研究への批判――別の解釈と知見
まとめ――この研究はいかに思考を前進させたか、その後思考はいかに発展した か
要約
12 攻撃性 訳:穴水ゆかり
バンデューラのボボ人形研究を超えて
バンデューラの古典的研究が生まれた背景
バンデューラの古典的研究の概要
バンデューラの研究の影響
バンデューラの研究への批判――別の解釈と知見
まとめ――バンデューラの研究はいかに思考を前進させたか、その後思考はいか に発展したか
13 言語発達 訳:伊藤 崇
エイマスたちによる/ba/と/pa/の弁別研究再訪
エイマスたちの古典的研究が生まれた背景
エイマスたちの研究の概要
エイマスたちの研究の影響
エイマスたちの研究への批判――別の解釈と知見
まとめ――研究はいかに思考を前進させたか、その後思考はいかに発展したか
14 子どもにおけるレジリエンス 訳:伊藤詩菜
ラターの名著とその後の発展
ラターの古典的レビューが生まれた背景
ラターのレビューの概要
ラターのレビューの影響
初期のレジリエンス研究への批判と長引く論争
まとめと今後の展望
訳者あとがき
人名索引
事項索引
装幀=新曜社デザイン室