ナショナリズムとグローバリズム
越境と愛国のパラドックス

人が,モノが,カネが軽々と国境を越える時代に,なぜ国籍や国境にこだわるのか。ボーダーレス化する時代のナショナリズムの変容と謎を四人の論客が,ネイション,エトニーからソーシャルメディアまで,ホットなキーワードで,多面的に説き明かす。
ナショナリズムとグローバリズム――目次
まえがき
?部 歴史としてのナショナリズム
ネイション/ナショナリズム定義不可能なるもの
民族/エトニーネイションの起源?
主権権力の起源?
■コラム ネイションとステイト
想像の共同体/無名戦士の墓/出版資本主義ネイションは想像された共同体
資本主義その国家との関係
国語ネイションはなぜ言語に執着するのか
小説・新聞小説・新聞がネイションをつくった?
エスノ・ナショナリズム民族とナショナリズム
ファシズム民主主義のなかから生まれた
テロリズム理解不能な他者か
学校とネイション学校教育がもたらしたもの
■コラム 地図・博物館
ゲルナーと近代主義者たちネイションはどのように想像されるか
日本のナショナリズム日本人はいつ「国民」になったのか
■コラム 遠隔地ナショナリズム
?部 政治思想としてのナショナリズム
民主主義運動としての民主主義
社会主義なぜ不可能なのか
マルクス主義(コミュニズム)マルクスがめざしたもの
左翼/右翼サヨク/ウヨクって何?
革命民衆による小文字の革命
戦争・軍隊「新しい戦争」とは
ヘゲモニー(覇権)主導権をいかに確保するか
コミュニタリアニズム共同体を愛する思想
シヴィック・ナショナリズム市民とナショナリズム
新自由主義/新保守主義「大きな政府」から「小さな政府」へ
?部 グローバリズム
近代世界システムグローバリゼーションの始まり?
グローバリゼーショングローバル化の行く末
植民地植民地化がもたらしたもの
帝国主義帝国主義とは何か
帝国皇帝のいない帝国
■コラム EU(欧州連合)の礎としての「ヨーロッパ合衆国」
シティズンシップ「市民」とは何か
マルチカルチュラリズム(多文化主義)他者との対話と協働の論理へ
■コラム マクドナルド化
エスニシティと白人性エスニック・マイノリティとは?
移住者と出入国管理国境を越えるとは?
マイノリティとポジショナリティアイデンティティ・ポリティクス
反グローバリズム/NGOもう一つの世界は可能だ!
核/平和運動核のない世界は夢か
コスモポリタニズム世界市民主義は空想か
■コラム 国連・国際機関とグローバルな市民社会
グローバル・シティグローバル化を超えて
ソーシャルメディアマスメディアからソーシャルメディアへ
あとがき - ナショナリズムの現在
さらに学ぶ人のためのブックガイド
事項索引
人名索引
装幀 - 加藤光太郎
まえがき
?部 歴史としてのナショナリズム
ネイション/ナショナリズム定義不可能なるもの
民族/エトニーネイションの起源?
主権権力の起源?
■コラム ネイションとステイト
想像の共同体/無名戦士の墓/出版資本主義ネイションは想像された共同体
資本主義その国家との関係
国語ネイションはなぜ言語に執着するのか
小説・新聞小説・新聞がネイションをつくった?
エスノ・ナショナリズム民族とナショナリズム
ファシズム民主主義のなかから生まれた
テロリズム理解不能な他者か
学校とネイション学校教育がもたらしたもの
■コラム 地図・博物館
ゲルナーと近代主義者たちネイションはどのように想像されるか
日本のナショナリズム日本人はいつ「国民」になったのか
■コラム 遠隔地ナショナリズム
?部 政治思想としてのナショナリズム
民主主義運動としての民主主義
社会主義なぜ不可能なのか
マルクス主義(コミュニズム)マルクスがめざしたもの
左翼/右翼サヨク/ウヨクって何?
革命民衆による小文字の革命
戦争・軍隊「新しい戦争」とは
ヘゲモニー(覇権)主導権をいかに確保するか
コミュニタリアニズム共同体を愛する思想
シヴィック・ナショナリズム市民とナショナリズム
新自由主義/新保守主義「大きな政府」から「小さな政府」へ
?部 グローバリズム
近代世界システムグローバリゼーションの始まり?
グローバリゼーショングローバル化の行く末
植民地植民地化がもたらしたもの
帝国主義帝国主義とは何か
帝国皇帝のいない帝国
■コラム EU(欧州連合)の礎としての「ヨーロッパ合衆国」
シティズンシップ「市民」とは何か
マルチカルチュラリズム(多文化主義)他者との対話と協働の論理へ
■コラム マクドナルド化
エスニシティと白人性エスニック・マイノリティとは?
移住者と出入国管理国境を越えるとは?
マイノリティとポジショナリティアイデンティティ・ポリティクス
反グローバリズム/NGOもう一つの世界は可能だ!
核/平和運動核のない世界は夢か
コスモポリタニズム世界市民主義は空想か
■コラム 国連・国際機関とグローバルな市民社会
グローバル・シティグローバル化を超えて
ソーシャルメディアマスメディアからソーシャルメディアへ
あとがき - ナショナリズムの現在
さらに学ぶ人のためのブックガイド
事項索引
人名索引
装幀 - 加藤光太郎