水と風と生きものと中村桂子・生命誌を紡ぐ
ドキュメンタリー映画の記録

著者 | JT生命誌研究館・表現を通して生きものを考えるセクター 編 |
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ジャンル | 哲学・思想 > 芸術 |
出版年月日 | 2017/08/20 |
ISBN | 9784788515345 |
判型・ページ数 | A5変・192ページ |
定価 | 本体3,600円+税 |
在庫 | 在庫あり |
映画「水と風と生きものと」をDVDブック化。中村桂子氏が震災後の科学と文明を見つめ,東北を訪れ,人々との対話や宮沢賢治の世界観から「“生きている”を大切にする」知を探究。ブックにはシナリオや上映時トークも収め,映像と文章で楽しめる一冊に。
水と風と生きものと 中村桂子・生命誌を紡ぐ もくじ
前口上
この作品について 藤原道夫
生命誌のお仲間と 中村桂子
シナリオ採録
ドキュメンタリー映画「水と風と生きものと 中村桂子・生命誌を紡ぐ」
映画館で
科学を物語する 池谷薫×藤原道夫
三八億年って思ったら気楽になれます 伊東豊雄×中村桂子
自分が変われば社会が変わっていく 関野吉晴×中村桂子
生きものはつらいよ 中村桂子
いのちを見つめる眼差し 藤原道夫×村田英克
「生きる」を感じ、考える場 黒岩美智子×村田英克
結びに
三八億年の物語を語り継ぐという課題 村田英克
特別付録
対談 生命誌という作品づくり ~知と美の融合を求めて~ 岡田節人×中村桂子
プロフィール
上映の記録
自主上映会のご案内
JT生命誌研究館とは
水と風と生きものと 中村桂子・生命誌を紡ぐ 前口上
この作品について 藤原道夫[本作監督]
今日は、ようこそこの映画に足を運んで下さいましてありがとうございます。監督の藤原道夫です。この作品はおよそ三年をかけてつくりまして、今日、初めて皆さんに公開することになるわけです。中村桂子先生という希有な科学者、この先生の日頃の活動から広くは哲学までを描くなかなか難しい作品づくりでした。いろんなことを考えまして、いろんな風に迷いまして、今日の結果になりました。三八億年前に、いのちがぽつんと生まれたところから我々までつながっているという壮大な物語であるだけに、映像化するのも苦労しました。
この映画は、こういう風に観なくてはいけないということや、こういうことを覚えて帰って欲しいという映画ではありません。ただ、いのちというものの在りよう、そして、私たちがこれからをどう生きていったら良いのかということに、ひとつ大きなヒントを投げかけてくれる映画にしたつもりです。考えることよりは、ぜひ感じて帰って頂きたい。どうぞよろしくお願いします。
[ポレポレ東中野 二〇一五年九月一二日初日上映前]
前口上
この作品について 藤原道夫
生命誌のお仲間と 中村桂子
シナリオ採録
ドキュメンタリー映画「水と風と生きものと 中村桂子・生命誌を紡ぐ」
映画館で
科学を物語する 池谷薫×藤原道夫
三八億年って思ったら気楽になれます 伊東豊雄×中村桂子
自分が変われば社会が変わっていく 関野吉晴×中村桂子
生きものはつらいよ 中村桂子
いのちを見つめる眼差し 藤原道夫×村田英克
「生きる」を感じ、考える場 黒岩美智子×村田英克
結びに
三八億年の物語を語り継ぐという課題 村田英克
特別付録
対談 生命誌という作品づくり ~知と美の融合を求めて~ 岡田節人×中村桂子
プロフィール
上映の記録
自主上映会のご案内
JT生命誌研究館とは
水と風と生きものと 中村桂子・生命誌を紡ぐ 前口上
この作品について 藤原道夫[本作監督]
今日は、ようこそこの映画に足を運んで下さいましてありがとうございます。監督の藤原道夫です。この作品はおよそ三年をかけてつくりまして、今日、初めて皆さんに公開することになるわけです。中村桂子先生という希有な科学者、この先生の日頃の活動から広くは哲学までを描くなかなか難しい作品づくりでした。いろんなことを考えまして、いろんな風に迷いまして、今日の結果になりました。三八億年前に、いのちがぽつんと生まれたところから我々までつながっているという壮大な物語であるだけに、映像化するのも苦労しました。
この映画は、こういう風に観なくてはいけないということや、こういうことを覚えて帰って欲しいという映画ではありません。ただ、いのちというものの在りよう、そして、私たちがこれからをどう生きていったら良いのかということに、ひとつ大きなヒントを投げかけてくれる映画にしたつもりです。考えることよりは、ぜひ感じて帰って頂きたい。どうぞよろしくお願いします。
[ポレポレ東中野 二〇一五年九月一二日初日上映前]