現象学的心理学への招待
理論から具体的技法まで

著者 | D. ラングドリッジ 著 田中 彰吾 訳 渡辺 恒夫 訳 植田 嘉好子 訳 |
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ジャンル | 心理学・認知科学・臨床 > 概論・研究法 |
出版年月日 | 2016/07/10 |
ISBN | 9784788514850 |
判型・ページ数 | A5・280ページ |
定価 | 本体3,100円+税 |
在庫 | 在庫あり |
現象学の基礎をわかりやすく概説し,フッサールに基づくジオルジの現象学的アプローチ,スミスの解釈学的現象学的分析,リクールに基づく批判的ナラティブ分析という3つの現象学的心理学を体系的に紹介した,はじめての現象学的心理学入門テキスト。
現象学的心理学への招待――目次
日本語版への序文
謝辞
1章 文脈の中の現象学的心理学
1.1 心理学における質的方法
1.2 現象学と現象学的心理学
1.3 本書の概観
2章 現象学の基礎
2.1 現象学とは何か
2.2 歴 史
2.3 志向性
2.4 経験されること(ノエマ)とそれが経験されるしかた(ノエシス)
2.5 エポケー(判断停止)
2.6 現象学的還元
2.7 想像的変更
2.8 本 質
3章 実存主義と現象学
3.1 実存主義の基本
3.2 マルティン・ハイデガー
3.3 後期実存主義者たち
――サルトル、ボーヴォワール、メルロ=ポンティ
3.4 サルトル、選択することと実存の虚無性
3.5 メルロ=ポンティと身体的主体
4章 解釈学的転回
4.1 ハンス=ゲオルク・ガダマー
4.2 ポール・リクール
5章 現象学的心理学のさまざまな領域を区分けし概観する
5.1 現象学的心理学へのさまざまなアプローチ
5.2 研究の設計
5.3 標本抽出法
5.4 反射性
5.5 倫 理
5.6 データ収集1――インタビュー
5.7 データ収集2――書かれたもの
5.8 データ収集3――他のテクスト源および観察法
5.9 品質――研究への体系的なアプローチをとること
5.10研究結果を書くことと伝達すること
5.11現象学的研究におけるコンピュータの利用
6章 事象そのものへの接近――記述的現象学
6.1 データ収集
6.2 方 法
6.3 研究結果の提示
6.4 記述的現象学的分析――急性感染症の経験
6.5 シェフィールド学派の分析
7章 解釈と意味
――IPA、解釈学的現象学、鋳型分析
7.1 データ収集
7.2 方 法
7.3 研究結果の提示
7.4 IPAの実践例――人間関係における不信の経験
7.5 解釈学的現象学
7.6 鋳型分析
8章 生活世界を物語る
――批判的ナラティヴ分析
8.1 物語ることへの関心の拡大
8.2 データ収集
8.3 方法
8.4 研究結果の提示
8.5 研究事例
――親になることについて若いゲイ男性が抱く期待
8.6 最後に
9章 鍵になる論点、論争、反論
9.1 既存の物の見方への挑戦
9.2 妥当性と現象学的研究
9.3 記述 対 解釈
9.4 ポストモダニズムと言語への転回
9.5 方法の成文化
――多様化/統合、創造性、そして方法崇拝
9.6 現象学的心理学にはどんな未来があるか?
『現象学的心理学への招待』訳者解説
参考文献
人名索引
事項索引
装幀=新曜社デザイン室
日本語版への序文
謝辞
1章 文脈の中の現象学的心理学
1.1 心理学における質的方法
1.2 現象学と現象学的心理学
1.3 本書の概観
2章 現象学の基礎
2.1 現象学とは何か
2.2 歴 史
2.3 志向性
2.4 経験されること(ノエマ)とそれが経験されるしかた(ノエシス)
2.5 エポケー(判断停止)
2.6 現象学的還元
2.7 想像的変更
2.8 本 質
3章 実存主義と現象学
3.1 実存主義の基本
3.2 マルティン・ハイデガー
3.3 後期実存主義者たち
――サルトル、ボーヴォワール、メルロ=ポンティ
3.4 サルトル、選択することと実存の虚無性
3.5 メルロ=ポンティと身体的主体
4章 解釈学的転回
4.1 ハンス=ゲオルク・ガダマー
4.2 ポール・リクール
5章 現象学的心理学のさまざまな領域を区分けし概観する
5.1 現象学的心理学へのさまざまなアプローチ
5.2 研究の設計
5.3 標本抽出法
5.4 反射性
5.5 倫 理
5.6 データ収集1――インタビュー
5.7 データ収集2――書かれたもの
5.8 データ収集3――他のテクスト源および観察法
5.9 品質――研究への体系的なアプローチをとること
5.10研究結果を書くことと伝達すること
5.11現象学的研究におけるコンピュータの利用
6章 事象そのものへの接近――記述的現象学
6.1 データ収集
6.2 方 法
6.3 研究結果の提示
6.4 記述的現象学的分析――急性感染症の経験
6.5 シェフィールド学派の分析
7章 解釈と意味
――IPA、解釈学的現象学、鋳型分析
7.1 データ収集
7.2 方 法
7.3 研究結果の提示
7.4 IPAの実践例――人間関係における不信の経験
7.5 解釈学的現象学
7.6 鋳型分析
8章 生活世界を物語る
――批判的ナラティヴ分析
8.1 物語ることへの関心の拡大
8.2 データ収集
8.3 方法
8.4 研究結果の提示
8.5 研究事例
――親になることについて若いゲイ男性が抱く期待
8.6 最後に
9章 鍵になる論点、論争、反論
9.1 既存の物の見方への挑戦
9.2 妥当性と現象学的研究
9.3 記述 対 解釈
9.4 ポストモダニズムと言語への転回
9.5 方法の成文化
――多様化/統合、創造性、そして方法崇拝
9.6 現象学的心理学にはどんな未来があるか?
『現象学的心理学への招待』訳者解説
参考文献
人名索引
事項索引
装幀=新曜社デザイン室